Welcome

●「森」には人を元気にしたり、新たなアイデアを発想させたり、人と自然の関係を学ばせたり、自分自身と深く向き合わせる・・・そんな『仕掛け』があると私は思います。そんな思いに至ったのは私の過去の経験からです。私は26才の時、職場の環境の悪化と人間関係の縺れから心が不安定になり、神経症(パニック障害)を発症しました。その後症状が治まることはなく、通勤さえもままならなくなり一年後に退職しました。何も出来なくなった私は自分自身に「ダメ人間」の烙印を押し、家族や人目を避けるように大きな公園の誰も来ない小さな「森」に身を隠しました。そこは背の高い針葉樹から心地よい木漏れ日と甘い香りが漂ってくる私にとって絶好の「隠れ家」となりました。

 IMG_2719.JPG

 

●それから私はその「隠れ家」に毎日のように通い、心地よい風を感じたり、小鳥の会話に耳を傾けたり、少しウトウトしたりする時間を過ごしました。そしてある日の帰り道、ふと「あれ?何だかちょっとココロが元気になってる?」と感じたのです。今から考えるとそれは科学的エビデンスに裏付けされた「森林浴効果」だとわかるのですが、当時の私はもちろんそんな知識を持ち合わせることもなく、只々不思議な気持ちでした。ただ、そのことをきっかけに「森には、自然には、人を元気させる『何か』があるのでは・・・」と興味を持ち、私を「環境教育」(自然と人、人と人、私とワタシの【関係性】について考え伝える分野)の世界へと導いたのです。

 

IMG_3115.jpg

 

 

●これが私の「森」との出合いであり「森には何か『仕掛け』があるな?!」と考え始めたスタートです。その後、活力を取り戻した私は「環境教育」の世界で自然や人間関係について学び、プランニングスキル(企画力)やファシリテーションスキル(心理的安全性を生み出す学びの場作り)コミュニケーションスキルなどを身につけ、森の持つ効能や能力(森の仕掛け)を活かした体験型プログラムを企画、運営するようになりました。皆さんも一度日常から離れて「森の仕掛け」の中で学んでみませんか?今までとは違う気づきと発見があるはずです。

                                   Pulsate  澤田智茂